武田菱のふるさと!?住吉大社を訪ねて…
2009年 07月 27日
体調を崩してしまい長らく音信不通になってしまいました。
心配して下さった皆様。どうもありがとうございます♪
当分は大丈夫だと思います(^0^)…たぶん(自爆)
今日は気晴らしに、タイ古式マッサージと近場の歴史散策に赴きました。
本日、足を運んだのは大阪府にある住吉大社です。
住吉大社は全国に2000社ある住吉神社の総本社です。また摂津の国の一宮(明石・神戸~大阪市のエリアの中で一番格式が高いとされる神社)でもあります。
神戸で生まれ育った自分としては、一宮を是非参拝しておかなくては…という気持ちもありましたし…。
…何よりも住吉大社は、武田信玄公を筆頭とする武田一族の家紋のルーツがある!…と、されている神社なのです!
武田信玄公崇拝者としては、行かねばなりません(笑)
武田信玄公の紋章は、花菱。または花菱を簡略化した武田菱であったと伝えられています。
住吉大社の神紋は、武田家の家紋と同じく花菱です。ゆえに境内にはいたるところに花菱が!!武田ファンとしては嬉しい限りです(笑)
なにゆえ住吉大社と武田氏が結びつくのか?
『見聞諸家紋』という書物によれば、前九年の役の際、武田信玄公の祖先である源頼義は住吉大社に参拝し、戦勝祈願を行いました。
その際に御神託があり、住吉大社から鎧を一領賜っています。これが、後に武田家の家宝となる「盾無の鎧」であり、この鎧には住吉大社の神紋である「花菱」が装飾されていたのだそうです。武田一族は、家宝である鎧に装飾されていた「住吉大社の神紋」を自らの家紋としました。
伝説の域を出ない話ではありますが、遠く甲斐源氏の紋章のルーツが大阪の住吉大社にあると考えると不思議な気もします♪
まぁ…こんなことに感動しながら住吉大社を参拝しているのは私くらいだと思います(汗)その他にも、住吉大社には見所が沢山あるのです。少しご紹介しましょう。
かなり急な傾斜の太鼓橋です。この橋を渡るだけで「厄除け」のご利益があるのだとか♪
太鼓橋を渡ると国宝でもある御本殿。心静かに清らかに…参拝を致します。
境内を散策していると、突然のスコール。。。
境内裏の社で雨宿りしていると、巫女さんがやって来て、座布団を勧めて下さいました。猛然と煙る雨脚を眺めながら、暫し歴史談義。武田家のお話をしましたが、巫女の方もご存知なかったとのことでした。雨宿りをさせて頂いた社の前にあった大きな楠。夫婦円満のご利益があるのだとか・・・
住吉大社で授与された縁起物♪武田ファンは密かに嬉しい(!?)花菱の錦守と、住吉大社ゆかりの招福猫。表情がとても愛らしいです(笑)