合格の報告と…脱毛と…(苦笑)
2006年 08月 13日
今日は一つ報告すべきことがあります。現在、僕は自分の自己実現の為に或る試験を受けています。その試験の結果が出ました。「合格」です。まずは一つ肩の荷が下りました。
今回の試験は…自分の為だけの試験ではなく、お世話になった方々への御恩返しの為にも、なんとしても合格したい試験だったのです。この試験に合格することは…遠い昔に、大切な人と交わした約束でもありました。だから何としても良い結果が欲しかった。
まだまだ…これからも試練の日々が待ち受けていますが…まずは勝利です!この調子で更に精進し…邁進してゆきたいと思います!このような場で申し訳ないけれども…こんなブログを読んで下さっている(苦笑)身近な方々からも、沢山の支援を頂きました。どうもありがとう。
合格はとても嬉しいことだかれども…正直なところ、プライベートな面で色々と問題がありましたから…なんだか複雑な気持ちです。我侭な言い方をしてしまえば「よりによって…どうしてこんな時期に?」という想いがある(自爆)
胃が痛いし…今日のように眠れない夜をボォーっと過している。。。
先日は風呂に入った際に髪の毛を掻き上げると…バサッと髪が大量に抜けて、手がモジャモジャになっていた!?「ひぃ~っ!このままじゃハゲてしまうぞ~!嫌じゃ~!」(笑)
僕は一般の人よりも髪の毛が随分と多いらしい…散髪に行くと「髪の毛多いですね~」とよく驚かれる。その分…すぐに頭がモコモコになってしまうのだけれどもね…。けれども…ストレス性の脱毛は嫌だなぁ~(汗)
冗談はさて置き…正直なところ、この数日間(いや…ことの発端から考えると数ヶ月になるのだろうか?)は振り返えると随分と追い詰められていました。
僕の独りよがりなのかもしれないけれども…「なんとかしなければ…」と、見えない焦燥感に苛まれていましたし…。自分の責任だから…自分の手で、その人の笑顔を取り戻さなければならない…。そんな変な使命感のようなものも胸の片隅にあった。(結果としては、そのような僕の気持ちが相手までも追い詰めてしまったのかもしれません…)
一番嫌だったのは猜疑心かもしれない…
ことの原因がわからなかったから…まるで暗闇の中を手探りで駆け抜けているような感覚でした。…だから…というのは言い訳なのかもしれないけれども、色んなことに対して疑いを持ってしまいました。そのことが一番辛かった…。
信じられぬ…不信感が募る。疑う…猜疑心を募らせる。
このことは想像していた以上に精神的な負担でした。自分自身に対して疑心暗鬼になってしまう。そのことはいいのです…ただ自分にとって大切な人にまで疑心暗鬼になってしまった時、目に見える景色・色彩の全てがモノクロになってゆくような感覚を覚えました…
人を疑うことは辛いことです。
だから…今だからこそ、こう思えるのかもしれないけれども…今回の件で、僕が気に掛けている相手も…凄く苦しかったのだと思う。疑うことが苦しみであるとするならば、その子の苦しみは想像を絶するものなのだろう。
今回の件で、僕は対人関係上…生まれて初めて、この上ない侮辱を受けました。僕の全人格を否定されるような言葉であったし、物凄く屈辱的だった。
物凄く悲しくて…腹が立ったけれども。
それでも、やはり相手の「痛み」を少しでも理解できたら…今となっては思う。赤の他人ならば、こうは思えなかっただろう。
けれども…少なくとも僕は、相手の尊敬できる部分を知ってしまっている。相手の方が心に宿している美しくて優しい心を知っている。その人の真摯な姿を知っている。その人が苦しみを抱えていることも知っている。その人の持つ暖かさを知っているのです。
だからこそ…悲しい。だからこそ…大切にしたい。
相反する感情が僕の中でグチャグチャになっています。時々、身体の中をどす黒い鯰が身を捩じらせながら暴れているような感覚に陥る(笑)ドクンドクンと…押さえつけられない力で暴れるのです(笑)
昨日は、或る人と図らずも2時間ほどジックリと話す機会がありました。
僕はその人のことをあんまり知らなかったのですが…その人は「自分の心の中に秘めている秘密」について僕に語ってくれました。その会話の中で、僕はその人がいかに真摯に人と向き合っているのかについて教えられました。
上述したように…猜疑心や不信感に苛まれていた僕にとっては、凄く暖かい話だった。正直なところ…僕はその方のことを、これほどまにで真摯な方だとは昨日まで気付けませんでした。僕の中にドロドロと溜まっていた澱のような淀みが…その人の醸し出す清流によってドッと清められたような気がした。救いでした。
悩むな!
そう言われても…悩むことは止められないのかもしれない。今回の件で僕の中に生じた「悩み」は、そう簡単には消せないだろう。けれども…人に対しては真摯でありたい。自分にとって大切な人を守れるような強さを持てる人間になりたい。そう思っている。